劇団バッカス稽古場ブログ〜season2

劇団バッカスの稽古場風景を団員持ち回りでお届けいたします。

ご来場ありがとうございました。

中村君がダイジェストを書いてくれたので、それでいいかな?と思いましたが、後々批判が出るとイヤなのでちゃんと書きます。

伊佐場です。

第5回劇団バッカス春の番外公演、昨日、無事に幕を下ろすことができました。

鹿沼だというだけで田舎なのに、そこからさらに山のほうにある会場でしたが、たくさんのお運び、ありがとうございました。

 

~春の番外公演、振り返り~

まず、作品ですが、魔法のツボについては、昨年の8月頃に書きあがっており、本来あてていた役者にその時点で渡しておりました。

その時点では、まさか自身で役者を演じることになろうとは思いもよりませんでしたが…。

未来分岐点については今年に入ってから、書き上げたものです。

昨年の秋公演の時期に女性陣が増えましたが、まともに役にあてられなかったので、今回はメインやらせてやるよー。という感じで書き始めました。

そのため、メインに若手を据えて、ベテランが支える形のキャスティングになったというわけなのです。

初稿というか、最初のお披露目は1月12日。

今年は、1月26日に演劇集団紡の本公演があり、そこに伊佐場、けーすけ、ぴぃが参加している都合上、しばらく参加が困難になることが予想されたため、駆け足で書き上げて、「とりあえず第一稿!」といって渡しておいた記憶が残っております。

後半書き換えるから、といったのですが、紡本公演のほか、仕事で忙しい状況が続いてしまい、このままではまともに稽古にかかれなくなってしまうことから、「やっぱこのままで進めてください」となりました。本番の約2ヶ月前くらいのことだったと思います。

日程については、当初は例年通り3月中に。ということだったのですが、何か最近の3月ってみんなお芝居やりたがるらしくて、ネクステさん。宇大劇研さん、バックシャンさんに加え、蔵の街演劇祭という高校演劇のお祭りみたいなのも開催されて、ここにぶち当たったら、だれも来ないよ?というネガティブ思考から3月を候補から外し、4月のできるだけ早い時期となりました。ちょうど桜の時期になるとは思いませんでしたけれど。

キャスティングについては、とにかく男性も女性も足りない。

何とかなるかな?と思いましたが、どうにもならないレベルで足りていませんでした。

男性が足りないって、男二人じゃん!と思われるかもしれませんが、本当にみんな忙しくなっちゃって、誰もできなかったんです。ところが、紡の公演のあと、興味を持ってバッカスに見学に来たカールがそのまま参加してくれて、で、もう仕方ないから伊佐場が役者をやることでどうにかなりました。

一方、女性陣は、人数考えて、あてて書いていたのですが、正直なところ3月だったら何とかなるという状況でした。一人だけ新社会人のため、勤務地がどこになるか分からず、場合によっては本番出られなくなるかも、ということでした。

さすがにそんな博打は打てないので、誰かいない??と聞いたところ、えりにゃんの妹が鹿沼南高校に通っており(当時)、そこから演劇部に連絡を取ってもらおう、という策を籠じました。

ですが、「だったら私、出たいんだけど?」と、まさかのヒット!!

これでとりあえず若手の人数はどうにかなりました。

…が!先述の通り、伊佐場が役者になってしまった以上、両作品の演出は無理です、当たり前です。何しろ自分たちの作品だけですら、まともに見れていない状況が安易に想像できる状態だったので。

そのため、演出にTOMOさんを据えることとしました。ただ、やはり自分の芝居や登場シーンはディレクションできなくなってしまうので、作品中最もウエイトの低い役にシフトして、ようやく体制が整いました。

その後も、まぁとにかく時間がない!

伊佐場はすぐ出張で西日本のほうに行ってしまうし、ほかのメンバーも、平日はムリ!とか、夜勤があって出られない!とか、ほんと、社会人劇団そのものな状況でした。

それでもなんでも、何とかやりくって、ようやく昨日の本番に至ったのでした。

2回とも観た!という方は、多分いらっしゃらなかったのかな?でも2回観たら面白い芝居だったと思います。なんかところどころ違う部分があって…w

来年はどうでしょう?第6回はあるのかな??

でも、やりたいっていう劇団員の声か、観たいっていうお客様の声があったら、やっぱりやってしまうんだろうな?と思います。

 

ともあれ、改めまして、ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。

次は40周年記念公演が予定されております。

こちらのほうも是非、よろしくお願いいたします。

 

以上、伊佐場でした。