劇団バッカス稽古場ブログ〜season2

劇団バッカスの稽古場風景を団員持ち回りでお届けいたします。

朗読劇〜舞台〜終演

昨日、劇団バッカスの2021年作品

カナ【フルスペック】

宇都宮公演終了いたしました。

ご来場いただきました皆様、お手伝いいただきました皆様、ありがとうございました。

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座組の皆様には昨年から引き続き、カナちゃんとお付き合いいただきましたが、ついにお別れです。


【配信版とフルスペック版の違い】

配信版からフルスペック版に移行するにあたり、かなり多くの手を加えました。

一番分かりやすいのは、

・音響が追加されたこと。

・照明が追加されたこと。

・役者の動きが追加されたこと。


ですが、ストーリー面でもいくつかの改訂がありました。

・カナが家に来るまでのストーリー

・社長のキャラクター

・ミドリとキノシタの関係性

この中でも特にミドリとキノシタの関係性を深掘りしたことで、キノシタ自体に深みが出せたんじゃないかな?と思います、そうなってればいいな。


【キャラクターの名称】

大体の場合、キャラクターの名前に何かしらの法則を持たせるのですが、今回もそのようにしました。


雫(シズク、水)

美土里(ミドリ、土)

金(カナ、金)

木下(キノシタ、木)

火亜流(カール、火)

金本(カナモト、金)


ということで、五行から名前をいただいてます。

カナはカナモト製作所から名前が来ているので、社長と同じ金になってしまいますけど、まぁ、それはしょうがないということで…。

カールはかなり当て字ですが、創業者3人の姓から一文字ずついただいてつけた社名、火亜流電気産業が、後に改号してカールエンジニアリングとなったという裏の裏の設定があるので、これでいいのです。(だから略号がKEGとなっているのです。)


【驚いたこと】

宇都宮公演の少し前に帝京大学で製作した人工衛星が打ち上げられたそうです。

本当に学生の作った人工衛星を打ち上げる時代なんですね。


そんなこんなでカナちゃんとサヨナラの時間になってしまったようです。

配信版はあと少しだけ見られるようですので、ご興味あります方は是非。

台本もしばらくしたら、『いさばや』と、はりトラにアップいたしますので、作品自体にご興味あります方はこちらもよろしくお願い致します。


それでは、今後も劇団バッカスをよろしくお願い致します。

伊佐場でした。