劇団バッカス稽古場ブログ〜season2

劇団バッカスの稽古場風景を団員持ち回りでお届けいたします。

第6.5回番外公演終了

2022年6月26日(日)

劇団バッカス第6.5回番外公演

終了いたしました。

暑い中、ご来場いただきありがとうございました。

今回も裏ではいろいろとありましたが、

ひとまず上演できたことに感謝と安堵でいっぱいです。

 

【なんで6.5回?】

今回「第6.5回」と銘打ちまして開催させていただきましたが、そもそもなぜこんな中途半端な回数であるかというとですね、

第6回に引き続き第7回も番外公演が延期となり、

ただし、第7回は6月にはできそう。となり、

でも6月だとまだ出演できない。という役者がおり、

じゃあ、第6回にやる予定だった演目で2作品にしよう。となり、

だったら6回と7回を足して2で割った感じだよね。となって、

(6+7)/2=6.5 ということで

第6.5回 となったのです。

このため、第6回と第7回は実質中止になりそうですが、残された作品もいつかはやる予定ですので、すみませんが皆様、気長に待っていただければ、と思います。

 

【占いの館】

この作品ができた背景は、2020年に遡ります。

2020年に北関東の劇団が一堂に会する飲み会があり、その中で一つのライングループが形成され、その後のコロナ禍による相次ぐ公演中止の中で、ZOOM飲み会が何度か催されました。

その時に、ほんまる支配人の片岡さん(女性のほう)が

「何かみんなで読み合わせられる作品つくろうよ!」

的な何かがあり、

その時に作った作品の一つです。

一つです??

そうです、その時私は3つほど作品を作っているのです。

結局読み合わせはできなかったものの、陽の目をみないまま、というのも寂しいので、今回上演するにいたったものです。

残り二つもなんかの形でできるといいなぁ…。

 

【うっかりミュージアム

第6回の番外公演の時は確かけっこう稼働可能なメンバーがいたので、ニューフェイスをいっぱい使っていこう、と思い書いた作品のひとつです。

うっかりは結構早めの段階で出来てたと思いますが、どうだったろう??

この作品を作るちょっと前にドラえもんを観た気がするので、秘密道具ミュージアムに少しひっぱられた感はあるかもしれません。(タイトルだけ)

難しいこと考えずにノリだけで楽しめる作品は作るのも観るのも好きです。

 

【ToTheNextWorld(守り神と少女)】

元々の第7回の番外公演で役者を想定されていたメンバーのうちほとんどが役者を続投できたのですが一人だけ役者からあぶれてしまい、文字通り

「出番がなくてつまんないなー」

という状態になっておりました。

そのため、

じゃあ一人でできるやつなんか作ってやるよ

からの

みんなでやるか!

になって、でも役者にこれ以上負担をかけたくなかったから、「セリフ覚えなくていいからね」と伝えて台本持ったままのスタイルにしました。

カメリヤが出てきた理由は、カメリヤはあの世界が無くなったあと、ひとりぼっちになってるはずだから、転生させて次の世界で生きていたらいいな、という想いがありました。

本編というか次回予告側の作品は、

以前から構想はあって、でも構想しかなくて先に進んでいない作品の種をちょっとだけ作ろうと思ったものです。

 

【ありがとうございました】

というわけで、

いろいろご協力いただきました方、

参加してくださったみんな、

そしてご来場の皆様、

みんなに感謝です。

演劇は一人ではできません。

そしてお客様なしでは完成されません。

作って演じて見てもらってまでが演劇です。

この楽しい時間を、また次も皆様とともに共有していきたいと思っております。

今後も劇団バッカスをよろしくお願い致します。

 

以上、「さくしゃ」こと伊佐場武でした。